今夜から明日の夜にかけての『気仙沼みなとまつり』。配達途中、メインストリートの海岸通りを通ると会場はすでにスタンバイOKの様子。子供ら3人が小さかったその昔、父たる小生は鼻息を荒くして花火の場所取りにと毎年躍起になったものだが、今はヨメちゃんと2人きりになったのでそれもお役御免。みなとまつりと言えば、思い起こすこと55年も前になるだろうか、一時期、魚市場横に『見世物小屋』が来た記憶がよみがえる。『ヘビを食う女』や『アマゾンのこびと』、他にもあったが鮮明に覚えているのはこのふたつ。小屋の入口に大きく描かれた恐ろしげなオドロオドロした絵は子供の興味を掻き立てるのには充分。当時、妹を背負った母に見たいと執拗にせがんだが、願いが叶うことは無かった。今思えば超うさん臭い商売だが、良くも悪くも何でもありの昭和の時代。。話は令和のいま。わが家は建屋最上階の9階。なので、まつりの一帯を見渡せる眺望にあり、花火の観覧にはもってこいのVIP席。。。今、世界のあちこちが混とんとしている。専制主義の愚かな独裁者達が気を吐き、先行きは不透明感が増す一方。そんな国をよそに、まつりができる平和のありがたさを噛みしめたい。