気仙沼のふかひれ屋さん 気仙沼のふかひれ屋さん

2023年8月

2023年8月 · 2023/08/24
勝手ながら、8月27日~9月12日まで(社主入院のため)再び休業いたします。その間、ホームページでのご注文は承りますが発送は休業明けになりますこと何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。休業中のご用件につきましてはお手数ですが下記の携帯まで(声が出せないため)ショートメールにてお願いいたします。大変ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。     携帯 080-3323-8304 菊地

2023年8月 · 2023/08/22
時折、断続的にやってくる針を刺すような痛みの頚椎症。この暑い時期、首コルセットはしんどく本当に憂鬱。スーパーに行くとすれ違いざまに”チラッ、チラッ”、結構な視線を感じる。で、ばったり会った知人、「純ちゃん首、カッケーじゃん!、それってハヤリの涼しくなるやつ?」、違うっーの##。痛くて相手をするのも面倒くさいので「そう、めっちゃいいよ♪んじゃね。」、、別の病気の関係で痛み止めは服用できず、どうにも我慢が出来ない時はブロック注射でしのいでいるものの根本的には手術が必要。来週には腎臓治療に伴う手術も控えてるし、、あっちもこっちもポンコツだらけ、まさに”傷だらけの人生”。トホホ。。

2023年8月 · 2023/08/21
「おっ!」気仙沼駅舎の中に最近出来たのだろうか駅構内とあたりを再現したジオラマを発見。駅前に立つ灯台のモニュメントもいい感じ。忠実な出来栄に感心しながらしばしの間見入った。岩手県一関から大船渡までを結ぶ大船渡線はクネクネ路が多いことから通称”ドラゴンレール”と呼ばれる。途中、内陸の一関から気仙沼駅までは線路走行のディーゼル機関車で。その先、海岸線をつたう気仙沼から大船渡までは、3.11震災で線路が全壊滅したため元の線路をバス道に造り替え、新たにBRT(高速バス専用道)と言う形をとって路線を復活。下のジオラマでは線路に並行してそのバス専用道も見てとれる。で、駅の裏手には『三陸中央病院』と言う実在しない病院がある、これは何故か。2人だけしかいない(?)駅員さんに尋ねようかと思いきや、めっちゃ忙しそう。。気になりながらも駅を後にすることに。

2023年8月 · 2023/08/19
先の大戦。終戦の時期になると毎年、TV特番が組まれる。国は『終戦記念日』と言う体裁の良い語彙を使うが個人的には国の罪を汲み、あえて『敗戦記念日』と呼びたい。お盆中に撮りためていたドキュメンタリーの一本、『太平洋戦争・国家総力戦の真実』を観た。大戦に対する意識の風化を感じつつある中、改めて当時、国の指導者たる者達が犯した取り返しのつかない愚かさを恥じざるを得ない。戦後処理においては戦勝4ヶ国によって日本を割譲する計画が秘密裏に進められた。北海道、東北はソ連に。関東、北陸、信越はアメリカに。関西、近畿、四国は中国に。そして山陰、九州はイギリスに。詳細は割愛するが統帥権を持つマッカーサー元帥がこれに強く反対し、辛うじて免れた。が、もしこれが実現していたらと思うとゾッとする。故・大橋巨泉氏が生前に残した言葉、「じいさん達が戦争を計画立案し、おじさん達が指揮命令し、そして次の国を背負うべき大切な若者が捨て駒の如く犠牲となった。」あろうことに亡くなった実に6割の若者は戦わずしてマラリアなどの伝染病や補給も無い中、飢えで命を落としたとも言われている。日本人の総犠牲者数としては実に310万人超、当時の人口で換算すると驚くべきことに約25人に一人が亡くなったことになる。悲劇の元凶は皆、じいさんたる指導者達のエゴとおごりと傲慢さの賜物以外何物でも無い。戦争の名分はアジア共栄圏だの植民地解放のための侵攻としている。が、中国満州国にしても韓国併合にしても人様の土地と資源を強奪し、日本の思想教育を植え付ける、紛れもない悪行極まりない侵略だと理解する。武力によってのみ成果を得ようとする身勝手な蛮行に正当な理由など存在しないと断罪したい。国民を嘘にまみれたプロパガンダで愚弄。戦況に挽回の余地が無い中、帰還が許されない特攻、人間魚雷艇、捕虜になる前に自決せよ。どん詰まりの折には女、子供も竹やりを持って『国民総玉砕せしむ。』などと声高に進言するじいさんも少なからずいて正に狂気の沙汰だ。敗戦後そんな戦犯達を靖国社中方は昭和天皇の意に背いて合祀を強行。以来、皇族方はそれを機に靖国参拝を取りやめ、現在に至っている。片や『みんなで靖国に参拝に行こう!』の掛け声よろしく垣根を超えた国会議員様連中は春・秋そして8月15日、靖国だけに重きを置いた参拝を行う。「お国のため英霊となった方々に.....。」テレビに映る高市早苗議員の毎度、判を押したコメントには辟易、戦犯合祀については「デリケートな問題なので。」と、口を濁す。政教分離を盾にした曖昧な調子は今後も変わらないとみる。なので、中国、韓国が何十年経とうともこれに反発するのは必然。他方、同じように愚かな国策の犠牲となられた戦没者墓苑の『千鳥ヶ淵』の方には目もくれないのは何故なのか。先の敗戦から80年弱。日本のかじ取りを担っている方々の言動には時代が変われど憂いは尽きない。

2023年8月 · 2023/08/16
長男、三男は除いて二男だけの帰省。福井で○○林業を元請とした一人親方を生業としている二男は29才。ウェブカメラでたまに話はするも5年ぶりに見る風体はすっかり様変わりし、ぶ厚い胸板はまるでプロレスラー。以前には帰省行事恒例、腕相撲をして負けたことは無かったのだが今回は辞退、と言うかもうやらない。彼の隆々とした上腕筋を前に、持病を抱え部屋の敷居にいちいちケツまづいているような小生、骨が折れでもしたら大変💀。言葉モゴモゴ、口ごもっている小生をよそに口もじょう舌達者。。何につけ親を超えることが増えるのはうれしいもの。

2023年8月 · 2023/08/14
恒例、4ℓボトルの水5本をカートに積み込みスタンバイ。かすかに見える遥か丘の墓を目指しイザ出陣。「エッサ、コラサ、ふぃ~。」長い長い坂を牛歩の如く一歩またいっぽ。途中、心拍アラートに異変を感じ、しばし給水小休止。亡き父がココ、高台の眺望が気に入り決めたものの当の本人は観れるわけではないと、少々恨み節。なんやかんやで無事、登頂。今回は久々、床面にデッキブラシをかけてピカピカに。2区画あるのでなかなか大変。交代しながら『ゴシゴシ、シュッシュッ。』父を模した地蔵様の方はと言えば黒ずみが取れないまま。とは言え、さすがに気持ち的にデッキブラシは当てられない。高圧洗浄機も考えたが顔面にブシュー!!!!!!!はいかがなものかと思案してしまう。作業も佳境、カナカナカナ....、ヒグラシが鳴く日暮れ時。時折そよぐ風が何とも心地いい。花を手向け、香を焚き、ゆらぐ煙の中、元気に暮らしていることを天界に居する両親に報告。─帰依合掌

2023年8月 · 2023/08/09
ふかひれの臭みの中和に使用する生姜。昨今の厳しい経済情勢の中、生姜もご多分に洩れず仕入れる度1kgあたり200円、300円と値が上がって利益もジリジリ目減りする辛抱どき。普段は10kgのところ、今後も値上がりすることを想定して10kg×5ケースを仕入れることに。しかし、これが悲劇のもとに、、。ヨメちゃんとふたり、ひたすら包丁で『サクッ、サクッ、サクッ』。鼻歌まじりの軽快な作業は最初の10kgまで。ふたりとも次第に手首が痛くなり指がこわばり、徐々にペースダウン。ちょっと仕入れ過ぎたと後悔するも後の祭り。明日は明日の作業予定が入っているので終わるまでは帰れない。ふと、顔を見合わせれば、お互いみけんにしわを寄せ険しい顔つき。少しでも気持ちを穏やかになればと、BGMをド演歌からメローな洋楽バラードに変更。。あやまり、励まし、無言で集中。手首をさすり指をもみ、痛みをこらえ『シャキッ、シャキッ、シャキッ』。すべてを袋に入れ替え計量、冷凍庫へ。ようやく終えたのは11時も過ぎたころ。ヨメちゃんは両足パンパン、目もうつろ、「これから生姜の仕入れは20kgまでにしてヨ!##」、、はい、すんませんです。<(_ _)>

2023年8月 · 2023/08/05
今夜から明日の夜にかけての『気仙沼みなとまつり』。配達途中、メインストリートの海岸通りを通ると会場はすでにスタンバイOKの様子。子供ら3人が小さかったその昔、父たる小生は鼻息を荒くして花火の場所取りにと毎年躍起になったものだが、今はヨメちゃんと2人きりになったのでそれもお役御免。みなとまつりと言えば、思い起こすこと55年も前になるだろうか、一時期、魚市場横に『見世物小屋』が来た記憶がよみがえる。『ヘビを食う女』や『アマゾンのこびと』、他にもあったが鮮明に覚えているのはこのふたつ。小屋の入口に大きく描かれた恐ろしげなオドロオドロした絵は子供の興味を掻き立てるのには充分。当時、妹を背負った母に見たいと執拗にせがんだが、願いが叶うことは無かった。今思えば超うさん臭い商売だが、良くも悪くも何でもありの昭和の時代。。話は令和のいま。わが家は建屋最上階の9階。なので、まつりの一帯を見渡せる眺望にあり、花火の観覧にはもってこいのVIP席。。。今、世界のあちこちが混とんとしている。専制主義の愚かな独裁者達が気を吐き、先行きは不透明感が増す一方。そんな国をよそに、まつりができる平和のありがたさを噛みしめたい。