気仙沼のふかひれ屋さん 気仙沼のふかひれ屋さん

2024年2月

2024年2月 · 2024/02/27
世は投資ブーム。老若男女皆、ハナ息が荒い。小生も”新NISA”を始めるべく証券口座の開設はしていたものの”積立NISA”をやるには寿命が足りず、しからば”成長株”はどれに。などと悠長にしていたらレートは右肩爆上がりで連日の高値更新。ここまでくると、いつ暴落するかわからない。うらやむ気持ちを抑えつつ、無念だが当面は様子見ということで一旦下車。

2024年2月 · 2024/02/24
気仙沼市が数年前から始めたメチャメチャお得な商品券。昨年までは『紙の商品券』とスマホ活用の『デジタル商品券』があったが、今年から紙の方は廃止になった。理由は明らかにしないが、コストと手間の軽減化、そして運用の合理化を図りたい市側の思惑が透けて見えるが、、、それは違うだろうー!!!##。そもそもの目的が市内店舗における消費喚起を狙ったものであるはずなのに、紙の商品券しか対応できない消費者は退場~、って。まさに『木を見て森を見ず』。かく言う小生も、その退場者のひとり。小生のスマホはWi-Fi環境が無い所では使えない。普段は自宅と事務所ともにWi-FiがOKなので不自由は無く、入院時などにもレンタルWi-Fiで事足りる。が、市内でWi-Fi完備の店は無いに等しいので『デジタル商品券』は、使うことは元より入手することもできない。他方、アプリの不慣れな方やご高齢の方々には、その場で即、もらえる&使える紙の方が絶対優しいに決まっている。。と言う訳で、ガス抜きを兼ねて担当部署に問い合わせてみた。。「検討を重ねて決めたことですので。ご意見は一応承っておきますけど、ですが、、。」って、どこか上から目線の物言い。抜けるどころか余計ガスが充満したじゃぁないか。役所側の思考は大局性に欠ける。消費者の利便性を損ね、加えて言えば参加店側のチャンスロス(売上の機会損失)になっている実態を認識していないのが残念。だいたい誰が考えたのか商品券の呼び名が『ホヤチケ”X”トランスファー』って、ゲームソフトのようでなんか今ひとつ馴染めない。別に若者受けを狙う必要性も無いので、ここはみんなが分かりやすかったり、刺さる券名に首をひねって欲しかった。『33%還元!驚愕の商品券』、『おトクすぎてヤバイ商品券』なんて言うフレーズは次元が低いだろうか。。。

2024年2月 · 2024/02/20
この節、気仙沼の風物詩に定着した海神様。希望する家々、事業所などを数十件と回る。行く先々に合わせて、健やかな子供の成長を願ったり家内隆盛、福万来、息災厄払い、商売繁盛、大漁祈願、100歳満願成就等々、何でもござれ。─数十年前、コトの言い出しっぺは公私にわたっての指南役、市内、コヤマ菓子店主(あるじ)の”故・小山隆市”師匠であった。ある日、小生より2学年上のスキー仲間、故・金森政明、故・石黒喜一郎の両先輩と小生の4人で酒を酌み交わす中、コヤマ師匠が「面白いことあるがやらんか!?」の一言がきっかけとなりアレヨアレヨと言う間に気仙沼版”なまはげ”が3,4人でスタート。『海神様』と命名したのは何年か後のことだったと記憶する。そんな中、小生はと言うと、はっきり言って初めから乗り気ではなかったので参加にあたっては何かと理由を付けてかたくなに抵抗していた。先輩方の命令に逆らうのは忍びなかったが、一度行動を共にしたら最後、抜けられないと思い、拒否すべく拝みまくった。その後は道具の保管と雑役を時折引き受けたが、小生のやる気の無さから尻つぼみに御役御免と、なった。─コヤマ師匠、石黒先輩、金森先輩。先導してこられた3人の先輩方は後々の隆盛を見ること無く無念にも若くして天界へ先立った。今やすっかり世代が変わってコヤマ師匠の息子とその友人・後輩・知人など総勢15人ほどが立派に思いを今に受け継いでいる。今後も時代を超えてバトンが紡いでいくことを陰ながら願ってやまない。

2024年2月 · 2024/02/16
わが家の眼下を流れる”気仙沼大川”。先日から川に堆積した土砂の浚渫(しゅんせつ)工事が始まっていた。。小生にとって大川は、とても身近。親子ともども(南気仙沼)小学校には川を渡って通い、震災前には桜並木が続く土手で花見をし、夏祭りには川沿いに赤チョウチンを連ならせ、時にハゼ釣りをし、鮭の大群が遡上するのを眺めたりと、思い出は尽きない。そんな川を見続けてきた中ではあるが、川底の浚渫と言うのは恐らく初めてのことではなかろうか。─3.11津波の時は、さかのぼってきたドス黒い波が川土手を大きく乗り越えた。川沿いに建つ小学校には3階まで迫ろうかと言う大津波が押し寄せて(のちに廃校)流域に甚大な被害を及ぼしたのだが、ひょっとするとその時に削られた土手の土砂が流入したのかもしれない。あれから13年、ようやく護岸の擁壁工事が終わったことを機にしてこの工事は始まったものか。。。

2024年2月 · 2024/02/11
【全編】只今衆院予算委員会、発奮会期中。ラジオをかけ流しながらの仕事。審議を聞いていると次第にイライラ、カッカ。普段、低血圧の小生、ありがたいことに血圧が上がる。。時のはじめに(週間)文春砲が放った『裏金問題』は末広がりに派生して自民は収集つかず今や底無し沼に沈殿ing。野党の連射砲に岸田さんを筆頭に追及を受ける閣僚連中の答弁は時にグダグダ、時にシラッと。皆さん、往生際が悪いため墓穴を掘って負のスパイラルへ。岸田さんの閣僚に対する援護射撃は語彙力の貧困がアダとなり結局は自身の首を絞めている始末。官僚が机上でつくった作文を下を向いて淡々と読んでる姿は国民に響くハズもなく、そこには気概も説得力も無い。それにしても世の中、課題は山積だと言うのに委員会は汚金一色に時間を費やしてモヤモヤ。答弁は問題払拭どころか疑惑逃れの屁理屈答弁ばかりで辟易、なんにも一向に解決の兆しも無い。『連座制』にしても保身みえみえで後ろ向き##。そんなものツルの一声!!!で先導すれば国民は拍手喝采、3%位(?)は支持率上がるのに。ブレーンたる大御所先生の顔色ばかりうかがっているので自分では何ひとつ決められず専権事項も宝の持ち腐れ。悪代官たる議員様が散見する中、特に目に余るのは、言っちゃ悪いが親中派議員のドン、二階堂先生さま。党から受け取った巨額の非課税資金、政策活動費50億円。使途の公表義務が無いことをいいことに公私混同していることは明々白々。書籍代に3,500万円かかったとか、、ふざけすぎて失笑するしかない。われわれ世の事業会計などは多岐にわたってにコト細かに記載を要求され一点の曇りも許されないほどシビアだと言うのに。反して議員さま寄りのご都合会計は企業会計とは違って、いくら以下は領収書不要とかグレーゾーンオーライ、抜け穴だらけでユルユルのやり放題。。話を戻して、、議員個人の流用金(裏金)は『雑所得』の扱いで課税対象となるはず。シレッとするなら脱税だ。しかし万一、税務調査が入ってもよく言われる”解釈の違い”を盾に修正申告をすれば重加算税等、追徴おとがめ無しのお計らい。その裏には長(た)けたヤカラ(会計士)の存在があるやに聞く。小生はこのような方々は政治家だとは思いたくない。言うなれば金策に奔走し、派閥舎弟たちの入閣に策動する『政治屋』と呼びたい。政治屋のアタマには困窮にあえぐ庶民の姿は微塵にも無い。そんな政治屋の性根を正すべく『政治倫理法』が以前、野党から提出されたことがあったが与党の反対で廃案にされた。自民党いわく『政治倫理審査会』が担っているとは言うものの、審査会では”お手盛り”と言うか”玉虫色”と言うか今の国連同様、機能不全な感はぬぐえない。いつの時代になっても尽きない政治と金。企業献金などはいっそのことわかりやすく『献金』ではなく『上納金』としたらいいのに。。手に入れた甘い汁は手放したくないのが、いつの世も悪代官達の常。まさに時代劇にあるワンシーンを彷彿させる。。「お代官さま、お納めくだされ。」、「ホ~千両箱とはおぬしもワルよのぉ。」、、、ふぃ~疲れた。。。

2024年2月 · 2024/02/08
県議から転身、次期国政選挙に出馬色濃い”境くん”登場で次の衆院選”宮城5区”は波乱含みになりそうだ。定数は1議席。3党の三つ巴とは言え、実質には自民”五典くん”VS維新”境くん”の様相。歳の差はあるものの二人は言ってみれば気仙沼高校の先輩後輩。小生、境くんとは2、3度会話を交わしたことがある。柔和に雄弁に語る様からは気概を感じまた、打てば響くような答えが返ってくる好青年の印象。対して、五典くんはこれまで盤石の強さで向かうところ敵無し、破竹の8連勝。しかし、見方を変えれば過去の対抗馬は失礼ながら”共産”、”社民”。なので党派的に相手にならなかった感は歪めない。しかし次は今、勢いのある”維新”。足かせだった(?)親ロシアの”鈴木宗男”議員も早々切り捨てたこともあり党の評価は悪くない。弁が立つ行動派、境くんの登場には五典くんサイドも今度ばかりは危機感を持つのではないか。今の体たらくで何かにつけ見るに堪えない自民党のお粗末さが長期化するようであれば厚かった自民壁に風穴が開くかもしれない。もっと言えば、これまで境くんが10年強、県議で培った支持層に加えて自民党に対する批判票の取り込み次第では番狂わせも十分にあり得る。─まったくの余談ながら‥境くんはその昔、慶応大学在学中に柳葉敏郎率いる”一世風靡セピア”の弟グループとして芸能活動をしていた。その後、オファーを受けてベトナムに拠点を置き、現地で超売れっ子アイドル歌手となった異色の経歴を持つ。当時には成長株の人物に投資するテレビ番組『マネーの虎』に出演したことも、いまだによく覚えている。。戦いはまだ先のことだが、さてさていかに。

2024年2月 · 2024/02/06
きのう関東地方をマヒさせた警報級の大雪。帰宅した長男が「手のひらに乗る雪だるまをつくってみた♪」と『X』にあげていた。キョトンとした表情とアタマの葉っぱが、なんとも愛くるしい。。画像を無断拝借してこちらにもアップ♪

2024年2月 · 2024/02/05
『苦来は自の邪、幸来は善業とす』僧職にあった祖父、英運(えいうん)が震える手で墨筆をとった訓紙。(震災で消失)晩年、高齢の祖父は滑舌が悪くなり言葉が聞き取れず、祖母を介して通訳してもらっていた。。「バッちゃん、コレどう言う意味かねぇ?」祖父いわく、「ω※ξ☆‥▽ω〇、、、」祖母は聞いてくれたが「オラにも何言ってんのかわかんねぇ。。」幾星霜哉、、年を重ねるほどにコトの解釈が深まる。節分を迎えると毎年『訓紙』の教え言葉をしみじみ思い出す。『苦来(鬼)は自の邪、幸来(福)は善業とす』─想い起こされることがある。。祖父の晩酌のアテに欠かせなかったのは砂糖をたっぷりと付けたトマト。子供のように口いっぱいに頬ばり汁がダラダラ。で、祖母はブツブツ小言をいいながらも世話を焼く。よだれ掛けをさせられていた祖父の姿がなつかしい。

2024年2月 · 2024/02/02
昨日、地元紙の一面は『ヨシキリザメ』の記事。気仙沼魚市場では、年々サメの水揚減少が顕著、呼応してフカヒレ相場は天井知らずの右肩上がりで参っている。困っているのはウチだけではなく市内のフカヒレ同業8社、皆同じ。各社原料在庫薄で難儀している。なので、単発に水揚げがあると争奪戦は熾烈、相対取引とは言え皆、頭から湯気がのぼるわ血圧上がるわで、もう大変。─4年前にはヨシキリ・尾ビレの原料買い付け価格kg/1万円台だったものが今やkg/3万円台。(※記事の『キロ300円台』はヒレではなく魚体の入札相場)この先どうなることやら、マジ頭いたい。