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仕事の合間を見計らって、かかりつけの眼科医院へ。──回想─20年前まで気仙沼には別の医院『T眼科』、1件しかなかった。待合室は、始終ご年配の方々で超密状態。当時、若かりし(?)小生は座ることが許されない空気の中、いつも1時間は軽く立ちっぱなし。加えて年寄り独特の整髪料&安っぽそうな”おしろい”の匂い漂う、むせかえるような空間は、なかなかの試練。なのでマスクは季節を問わず待合室において必須のアイテム。真夏には必ずと言っていいほどご年配のオネエ様から要らぬお声がけを頂戴する。。「あら~なんだべ、この暑いどごカゼでもしいだのすか?」‥待ちに待って、寡黙な先生の診察はと言うと、ものの10秒ほど。「ん、ヨシ。」良くも悪くも説明は無い。。その後は看護師さんの(ホウ酸水?で)目洗い強制オプション。内心思っていたのは、たまに来た時だけ目を洗うことへのギモン。…単に料金稼ぎの手段ではないのかと、何か腑に落ちなかった。本当は目薬だけ処方してもらいたいのだが診察をしなければダメと言う。しかも懇願しても2本まで。本数が少なければ通う頻度も多くなる=診察料が入る。何か色々な面でモヤモヤが多かったことを思い出す。──今に戻り。現在お世話になっている『K眼科』。ネットのクチコミは『2.0』の低評価。辛辣な感想の散見には胸が痛む。と言うのも小生、ココの先生には信頼を寄せている。個人的には『5.0』に花丸をつけたいくらい。現在の状態を都度、かみ砕いて説明してくれまた、目とそれ以外の患っている病態とを関連付けて話をしてくれるので心強い。目薬の処方も10本、希望通りにしてくれる。クチコミで手厳しい意見がある割には患者はそう少なくない。恐らく歯に着せぬ物言いのため、好き嫌いがはっきり分かれるのかと思われる。。。会計窓口には、ちょっとドキッとする張り紙が。##『当院に不満がある患者様は別のところに行ってください。その際、紹介状は出しません。』##先生も口コミを見ているのかも。──診療室の壁に掲げてある神の手『ブラックジャック』。患者さんたちは眺めながら何を思うのだろうか。
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※コレは診療室のものでなく類似市販品