爛漫、穏やかな日和の中、地元のホテルに納品。建物は一見、新しく見えるが実は築54年。この間、買収、改修、増築等々を経て現在に至っている。今となっては時効の話(?)だが、小生が小学6年生の時、ホテルの工事現場は一時期イタズラ連中の格好の遊び場でもあった。時を経て、12年前の平成26年には当時の天皇御夫妻(現・上皇、上皇后様)もこのホテルに御宿泊された。この時期、高台から湾一帯を一望できるロケーションは格別なものがある。そう言えば、だいぶ前になるがホテル下の(車が並ぶ)駐車場で、May J.が2年続けてライブをやったことを思い出した。12月、海上花火をバックにした歌姫は熱かったなぁ。でも、小生は鼻水ズルズルで寒かったぁ。。
ホテルまで続く200mほどの坂は、まさに福山雅治の桜坂を口ずさみたくなるような、そんなとっておきの場所。
下から見上げると花びらが日差しに透けて、ふぁ~、うっとり.。o○
静寂の中、桜並木にたたずんでいると、なんだか煩悩(ぼんのう)が洗い流されていくようだ。
..ような気がするだけ(~_~;))
見渡せば左手には気仙沼で2番めに高い安波(あんば)山が見て取れる。思い起こせば、この山に登ったのは小学5年生の遠足が最後だったかと。当時、遠足のおやつが200円までのうち、バナナはおやつになるか弁当の果物になるか、そんなしょうもないことで内輪もめした記憶が懐かしい。生きているうちに今一度、山頂へと思わなくもないが、途中、倒れて💀地元の新聞にでも載ったら、それこそ笑えないので、やめとく。手前の黒いテント風の建物は、渡辺謙がオーナーだった多目的カフェラウンジ、”K-port”。ずっと続くものだと勝手に思っていたので撤退はさびしい限り。前妻の南果歩も離婚前には時折足を運んでいて本人もとても気に入っていた場所のようだったので、なおのこと残念。
右手に目を移せば、朝ドラのロケ場所にもなった海上の東(あずま)屋が映える。石段を登り鳥居の先には五十鈴神社があり、そしてその社務所敷地にはディープな茶屋がある。お休み処は観光客も喜びそうな喧騒無縁の穴場スポットだが、場所柄なのかあまり積極的には周知していなくて、なんかもったいない。
事務所に戻って、そう言えば、ここで撮影した観光協会配布のポスターが確かあったハズ、、、。
あった、これこれ♪藤竜也と竹下景子、朝ドラでは夫婦の設定だったけれども、なんか自然体ですごくいい感じ.。o○
この日の午後、魚市場での、とある説明会を終えての帰りしな、近場の湾域(朝日町)に寄ってみた。ここに来たのは15年ぶり、震災後初めてだ。いまだ国の(海上保安・海事)庁舎が取り壊しにならず現存していたのにはびっくり。隣接していた県合同庁舎の方は、とうに解体・新築移転となっているのになぜだろうか。震災時には、2つの庁舎合わせて400人ほどが避難したと記憶している。津波は5階建の屋上縁ギリギリ(矢印のあたり)まできたと聞いていた。高さを見上げて想像すると思わず身震い、改めて絶する恐ろしさだ。
ちなみに背後に写る東北最長の斜張橋、”気仙沼湾横断橋”は開通から5年も経つのに一度も通ったことが無い。悲しいかな特段の用事も無いし、と言うか、その気があればすぐにでも行ける距離ではあるのだが。冥土の土産にいずれはなぁ.。o○などと、思いを馳せながらその場を後にした。
