地元、気仙沼市立病院でPRを兼ねて市民向け公開講座を行っていると、先ごろ市の広報紙で知った。6回めになるという今回のお題目は第1部が”心臓”、第2部は”目”について。興味があったので初めて足を運んでみることにした。場所は院内の会議室。はて何人くらいの方がやって来られるのか、間違っても小生が一人だけってことはないよな、なんて一抹の不安を持ちながらその会議室とやらに入ると、、!な、なんと、ざっと200人は軽くいる感じで超.満員御礼だ。一番後ろに椅子を補充していただきどうにか座れたって感じで、いやぁーナメてた、と言うか会議室って言うからてっきりそれなりのこじんまりとした部屋かと勝手に思い込んでいたのだが、なんのなんのダダッ広いじゃぁないか。にしても、こんなにも人気がある講座だったとは。全体を眺めた感じでは大半70代で80代がチラホラと言ったところか、ヘタしたら小生が一番若いかもしれない。室内は撮影禁止とのことで画像は無し。さておき耳を傾けた。循環内科医で副院長でもある先生の話しはとてもわかりやすく軽妙だ。時折冗談を交えて笑いが起きたりと和やかな雰囲気。ひとしきり話が終わったところで質疑応答の時間。大勢いる中、誰も手を上げないので思い切ってはるか一番後ろから恐る恐る手を上げてみた。小生、ほんとは情けないことに超緊張しぃで人前で話など絶対したくないタチなのだが、失礼ながら会場の大方はご老輩と言うことも手伝ってかどうか、また、皆さんを背にしているので視線を浴びないことも幸いしたのだろう。この日は自分でも不思議なくらいマイクを手にしてもアガることなく落ち着いていられた。普段、かかりつけの先生には聞きづらくずっとモヤモヤしていたことを2,3尋ねてみた。結果、親身な回答をいただけてスッキリ!勇気出してよかった。「なるほど~」みたいな感じでうなずいている方も結構いたし、質問と答えが小生同様、皆さんにも参考になったのなら嬉しい。その後、第2部は”目”についてと言うことで眼科の先生とチェンジ。小生は第1部のみにて退室。ありがとうございました。
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話はかわるが気仙沼市立病院に来たので、ついでに思うことをちょいと。病院屋上設置の看板【気仙沼市立病院】について。すでに出来てしまっているものなのでここでクダを巻いてもしょうがないが少々お付き合いのほど。携わった関係各位に失礼となることは承知のうえだがド素人の戯言(たわごと)と思ってご容赦願いたい。さて、市立病院が現在の地に新築移転して早、9年弱。病院の建設当初から仕事場に向かう道すがら工事を見守ってきた。そんな中、屋上に設置された病院看板を最初に目にしたときから、なんだか異様に目立たなすぎるのではと、ずっと気になっていた。まず思ったのが色調が濃いグレーでどんより、曇り空だと同化してしまいそうだ。派手にする必要はないがこれではなぁ。ラフデザインの段階で異論が出なかったのか不思議だ。それとも小生が偏屈なのか。
夜間は電飾仕様ではないので夕暮れが進むに連れ看板は埋没。で、めっちゃ小さいのは、まさか予算の関係?とは思いたくないが。
賛否はあるだろうが、例えば(あくまで例えば)こんな風に造って欲しかったなぁ。端っこにチンマリではなく中央に堂々と。
夜間だってホラ、こんな感じで。ソーラーでもLEDでも今や電力軽減策は色々あるし。確か病院屋上には太陽光パネルが理由はわからないが設置されていないと記憶している。大型のディーゼル発電機は何台か設置されているらしいが、それはそれ、恐らく非常時用?。にしても、屋上かつ広さ的にも適した所に何故パネルを設置していないのか、役所に問えばわかるんだろうが、まぁいいや。
まぁなんだかんだ言っても肝心なのは見てくれの看板より中身であることは言うまでもないが、とは言えその中身も難題山積のようだ。看板の話から脱線するが、一例を上げれば、病院ではかねてから安定的な医師の確保にあたってコトは深刻で、大学病院から派遣される医師が唯一の命綱になっているのが現実だと言う。しかし、頼りの大学病院自体も医師は慢性的に足りておらず余裕がない中、短期間での交代派遣でなんとかしのいでいるらしい。一方、患者側としての不安も無くはない。先進的あるいは高度な医療を市立病院に求めるには限界がある。例えば大動脈解離や心臓のバイパス手術などは仙台へ搬送せざるを得ない。現在は仙台発着のドクターヘリがあるので気仙沼間往復は60分ほどらしいが、小生が10年前に仙台へ救急転送された時は救急車オンリー。三陸高速自動車道も未完成の時代、東北自動車道経由で仙台まで3時間ちょい要した。救急車だからってスピードアップできるわけではなく、むしろ法定速度厳守なので患者の容体が一刻を争うような事態であってもそこは曲げられないのだと後に聞いた。小生の場合、搬送時間を要した影響でその後はCCU(冠動脈疾患集中治療室)で10日間生死をさまようことになった。後の腎臓の手術・治療にしてもこれまたしかり、市立病院では出来ないとのことで仙台で行った。高度医療に関して市民皆さんの知見はいかばかりか、気仙沼と都市圏.仙台とでは悲しいかな大きな医療格差があるのが現実だが、そこはもう地方に住む者の宿命と思って受け入れるしか無い。冒頭の公開講座で副院長の話を聞いた限りでは市立病院としても限られた人的、物的資源の中、日夜懸命に取り組んでおられるようで、そこには頭が下がる思いを新たにした。欲を言ったらきりがない、文句など言ったらバチが当たろうと言うもの。とにもかくにも地元にとって気仙沼市立病院はやっぱり無くてはならない地方医療を支える基幹病院であることに疑う余地は無い。医療従事者、加えて関係するすべての皆さまには心底感謝!それにしても看板の話からずいぶん話がそれたものだ。。。
