気仙沼のふかひれ屋さん 気仙沼のふかひれ屋さん

2024年1月

2024年1月 · 2024/01/29
第一回、題して『夫婦・老後のたくわえ』対決~。仮設住宅5年+ココに移り住んで8年弱。ヨメちゃんの13年の結晶が詰まった貯金箱『ワンピース/チョッパー』には、これ以上お金が入らない。との話をきっかけに互いの500円玉貯金箱を初めて開けてみようと言うことになった。小生の『招き猫』にはまだまだ余裕があったが、ひとまず参戦。。今やキャッシュレスの時代、現金を使うことが少なくなった中、ちょうど釣銭に500円玉があたることはまれ。なので、現金のみの店の場合には、これチャンスと無理やり500円玉をもらえるよう計算する。例えば御代が653円だったとすると、持ち合わせの小銭を見ながら1160円とか出して507円のお釣りをもらうとか。。その場で瞬時に計算しなくてなならないため「え~と、ん~と」‥なんて感じで店には迷惑をかけてしまう。時に、後ろに客がいたりすると(…汗)出す金額を間違えてしまい、逆に500円玉以外の釣銭ザクザク(涙)なんてことも、、。てな訳で、『老後のたくわえ』対決の行方は、、、ヨメちゃんの圧倒的勝利☆にて完。彼女も一応カードは持っているものの”ポイ活”とかはあまり興味が無く、ほぼ現金主義。なので、顕著にその差が出た。だからと言って別に悔しいことも無いが、それじゃあ、もうひと勝負とばかりに、きのう100円ショップで買ったポカポン・トンカチゲームでウサを晴らすことに。10本先取勝負で☆★いざスタート!#ビシッ#、#バシッ#、アタマ・ビョ~ン。熱くなる小生に対し、冷静なトンカチさばきの彼女。結果は10-3のトリプルスコア。逆にウサを晴らした彼女は満面のドヤ顔。<(`^´)ノ.フン♪

2024年1月 · 2024/01/27
長らくお待たせいたしました。大人気品のふるさと納税返礼品『プリプリふかひれ尾ビレ姿煮』が本日27日受付再開です。以前は通年、約110gのふかひれを”1枚入セット”、”2枚入セット”の2種類と、しておりました。今回は諸事情から”80g”~”170g”のものを重量別に5段階に分けてかつ、”2枚入セット”のみといたしました。ただ、心苦しくも原料難のあおりを受けて以前よりは割高になっておりますこと、ご容赦願います。気仙沼市の返礼品『フカヒレ』の各ページを改めて参照してみましたがヨシキリザメの”尾びれ”を使った姿煮は現状ではウチ以外には見当たらないようです。姿煮としては”胸びれ”と”腹びれ”が大勢を占める中、実は”背びれ”なのに”尾びれ”と誤解を受けそうなモノも中にはあったりして、ん~…。─ちなみに、ふかひれの姿は部位別に『尾』,『背』,『後ろ背』,『胸』,『腹』,『尻』の6種類あり、価格の比率は”尾びれ”を基準にザックリ言うと、”背びれ”は4割安、”胸びれ”は半値ほど。なので、如何に”尾びれ”が高いかが分かっていただけるかと。。お客様に時折質問を受けるコトをこの機会に一点。『胸びれの姿煮』は沢山の業者が年間通して出品しているのに何故、”尾びれ”だけが原料難なのか?と。、、ひとことで言えば、”尾びれ”に関しては大元である原料屋が大手問屋と年間供給の数量契約を結んでいるのが一番の要因です。近年、水揚げが減少する中、契約数量を確保するのに難儀しているので余剰分が無く、相場だけが天井知らずに高騰している訳です。そんな中、何か月もの間コツコツ買い溜めてきた原料が少しまとまったので出すことにしました。数量は重量別、全部で1,000セット限定、無くなり次第また休止となります。従来の受付サイト『ふるさとチョイス』,『さとふる』,『ふるなび』他は変わらず休止、併せて当、ホームページも休止とし、『楽天』のみとしておりますので誠に勝手ながら何卒のご容赦を。【楽天受付ページ】https://item.rakuten.co.jp/f042056-kesennuma/20562973/

2024年1月 · 2024/01/26
かかりつけ医院での定期検査。尿検査は『潜血+3』と改善が見られずトホホ。。一方、血液検査の方は『クレアチニン』数値の推移次第では夏を目途に加療入院となる。が、ほぼほぼそうなるのだろうと、後日出る結果を待たずして気分は超ブルー。せっかく気仙沼には立派な総合病院があるのに専門の診療科が無いためはるばる仙台まで行かなくてはならない。外来の場合は車で行けるのでまだ良いが、入院となると大きなカートを引きずりバスを乗り継ぎ3時間もかけて行かねばならず本当にしんどい。去年、暑い盛りの入院時には誤って乗り継ぎ時に行き先の違うバスに乗ってしまい途中下車、炎天下をテクテク,クラクラ、、マジで倒れそうになった。。話を戻し、…採血にあたり看護師さんへ「ブログネタにしたいんで写真撮ってもいいですか?」、「えっ!?…顔は勘弁してね♡」快諾を得たものの小心者の小生、血にはめっぽう弱い。以前にも触れたが、鼻血が止まらない時などは多量の出血で気が遠のきそうになる。で、採血時、いつもは顔をそむけるのだが撮るためにはそうもいかない。注射器にドクドク吸い込まれるソレを見ていたらビビってしまい(パソコンで見ると)写真ブレブレ。それにしても血液がいやにドス黒いのはハラ黒いせいなのか。。

2024年1月 · 2024/01/23
1月22日は父の命日。3.11震災を知らずして、その2年前、母を残して旅立った。享年74歳。小生は商売に明け暮れる両親の背中を幼い頃から感じながら育った。その影響なのか血筋なのか自分も同様、商売人になっている。。岩手の田舎寺、8人兄弟の中に生まれた父は寺の貧しさもあって商家で奉公しながら夜学を出たと言う。後に縁あって気仙沼に流れ着き、わずかな蓄財と借金を元手に小さな食料品店を始めた。時は高度成長期の始まり。儲け口にはいち早く次々と手を出していった。。牛乳の宅配、青果市場の開設に伴い漬け物の製造、漁船舶の仕込、パチンコ景品の卸、灯油の小売、タバコ自販機設置業等々。極貧の生い立ちがバネになっていたのか早朝から深夜まで馬車ウマの如く働き詰めの毎日。なので、とてもとても両親には家庭を顧みる余裕などあるはずも無く、6才下の妹は小生が半ば育てたようなものであった。小学生の頃には時に幼い妹の面倒を見ずに夕暮れ暗くなるまで遊びほうけて家に帰ると父からよくゲンコツをくらった。今でこそ虐待とか言われるが50年以上も前の頃は良くも悪くもそれが普通だったような昭和の時代。厳しい性分であった父の反動なのか(?)、無理はカラダに良くないと勝手な都合をつけて今はダラダラの生活。”南無大師遍照金剛” 合掌

2024年1月 · 2024/01/19
”果報は寝て待て”ならぬ”朗報を寝て待った”結果は…「やったー!」。4枚も当たったのは初!。去年は『卯:ウサギ』であったが、3.11震災翌年からずっと続いていた当たりが途切れた。お年玉切手シートはメルカリ、ヤフオクなどにも出品されているが、そこまでしてとは、、。当たって手に入るからこその値打ちだと思っている。今年はこれで良運を使ってしまった(?)のでツケが回ってこなければよいが。、、いつものネガティブ思考がよぎる。と、思いつつも反面、「何事も成るようにしかならん。」、すぐに開き直りもできる能天気な性分でもある。。ところで今年のお年玉切手のデザイン、ん~…。キレイではあるが、束ねた7柄の千代帯(?)は何を意図しているのか分からない。と、感じるのは偏屈だろうか。干支である『辰』が描かれておらず、これでは一目して何ドシか分からんではないかい~#。ましてや辰(龍)は運気を上げる縁起もの。奇をてらわず辰の絵柄であって欲しかった。。はたして切手のデザインはコンペなのか専属なのか、無性に気になり調べてみた。すると驚いたことに郵政省職員には切手をデザインする専門の方がいるのだと言う。肩書はもちろん公務員で呼称はデザイナーではなく『技芸官』と言うお堅い呼び名らしい。年間約40種類発行される切手を7人いる技芸官はひとり6,7種類を担当するのだと言う。。。へぇ~、なるほどねぇ、雑学ひとつ頂戴いたしました。下は前回12年前の『辰』。理屈抜きにいい。やっぱりこうでなきゃ。

2024年1月 · 2024/01/16
寒風が骨身にこたえる深夜の帰宅。入口に続くエントランスを歩くとザクッザクッ。薄っすら積もった雪が凍っていることから如何に寒さが厳しいかが分かる。ココ、南気仙沼地区は山麓から吹き降ろす北西風が強いので、吹きすさむ日は発表気温より体感的にかなり低く感じる。寒い、と言うより(顔が)痛い。寒い話ついでに、、。小生、特段気をつけている訳ではないが結婚来33年、大病は患うものの風邪はひいた記憶がない。意外と免疫力だけは高いのかもしれない。。夏はグダグダヘロヘロ、てんで弱いが、冬はどんだけ寒くとも嫌いではない。──その昔、家族5人の内、子供達3人とヨメちゃんらが次々インフルエンザに罹患し皆、ダウン。で、ひとり、ふたり回復したと思ったら違う型のインフルに再びかかったりと、そんな大変な時があった。生活を共にし、身近にいる小生だけが風邪はおろかインフルもうつる気配無くピンピン。寒い節になると、その話が毎年のように夫婦で話題にのぼる。判を押したように揶揄されるのは、「○○は風邪をひかないって言うからね♪」。…ムッ#と、一瞬はするも妙に納得。。。翌朝、快晴の中、カーテンを開けると、「おっ!!!!」ベランダのフチでスズメが一列に10羽勢ぞろい。その光景があまりにも見事だったので、急いで写真を撮ろうとした瞬間、「あ~ぁ」4羽が飛び立ってしまい6羽だけの歯抜けに。ん~、残念。急に開けたカーテンで驚いたのかも。それにしても、ここは地上から30mもある。何故わざわざこんな風の強い高い所に留まっているのか。。。それにしてもかわいいチュン♪~

2024年1月 · 2024/01/14
コロナ蔓延を契機に、お付き合いをいただいているお店を応援すべく始めたお店のご紹介。22店めになる今回ご紹介するのは、石川県金沢市屈指の観光スポット・ひがし茶屋街の路地にたたずむ正統派日本料理/真営さん。能登半島地震で直近の金沢も少なからずの被害を受けている。──料理は能登の食材を主にした四季折々のコース懐石。個室は金沢の趣を存分に感じさせる別世界空間で一日ひと組限定。大将の金田充司氏はミシュラン掲載、金沢の名店”割烹加賀政”で腕を磨いた気鋭の料理人。日本料理を重んじながらも型にはまらない大将渾身の創作料理に舌鼓。吟味した数々の日本酒もさることながら豊富に取り揃えたワインも嬉しい。金沢においでの際には是非、日本料理『真営』さんで至福の時をお過ごしください。『要・予約』https://nihonryori-shinnei.com/

2024年1月 · 2024/01/12
御年賀をくださいましたお客様、ブログをご覧の皆々様、いつもありがとうございます。いただきました賀状にあってはポンコツなカラダをお気遣いいただき恐縮です。たまには元気な顔を見せて欲しい、との結構なご要望にお応えしまして...

2024年1月 · 2024/01/08
連日、テレビで観る震災の悲惨な様子には胸が痛む。……半面、年のせいか、この混沌とした時にあって、出演者に罪は無いのだが、テレビ番組の低俗さの多いことには閉口する。悪ふざけが過ぎるバラエティーやタレントのドカ食い番組など、能天気で平和ボケが定着しすぎて憂いが尽きない。。そうは言っても、そんな払えない煩悩を抱える小生の認識がおかしいのかもしれないが。……つい見入ってしまう津波の映像。フラッシュバックして涙腺がゆるむ。震災は”見る、聞く”と”経験、体験する”とでは当たり前だが想像を絶するほど違う。前者は致し方の無いことだが、どこか他人事であり客観的にしか感ずることができず、その時の意識や心情は時と共にフェードアウトする。後者は程度の差こそあれトラウマに苦しめられる。。日本は世界でも、まれにみる4枚の海底プレートに相い接する地震大国。加えて全国には2,000ヶ所もの活断層が毛細血管のごとく潜んでいると聞く。なので、日本中いつでもどこでも地震は普通に起こる。と言う、永続的に逃れられない宿命を背負っている。昨今、南海トラフ地震や首都直下型地震が、いよいよ現実味を帯びて盛んに言われている。必ずや、やってくるだろうその時が、仮に大雨や真冬の寝静まったころに起こりでもしたら、どれほどの惨劇になってしまうだろうか。。話は戻り、能登半島地震の避難者は現在34,000人を超えると言う。これから仮設住宅ができるまでは一番過酷を強いられ、その後、本設の住まいを構えるまでにも相当な期間を要することになる。小生も仮設住宅に5年余り居たので、その辺のことは容易に想像がつく。今後は一層の厳寒期。避難生活にあっては持病を抱えていたり経済的困窮している方も多分にいるだろう中、これからが本当の正念場。。。自身のことで恐縮だが震災を経験したひとコマを垣間見れるので、よければ。パソコンではコピペで、スマホではURLをタップして。 https://www.furusato-tax.jp/feature/a/2019_311_story2──ちなみに上の画像(赤い外壁)は、ガレキに押し流され埋もれた小生の実家。2階の上部だけ顔を出している。下は当時、高校生の二男(左)、中学生の三男(右)とヨメちゃん。応急に道路のガレキを撤去した直後、燃え尽きたわが家の前で。ただただボーゼンと立ち尽くす姿に表情は無い。北部の鹿折地区と同様に焼け野原となった、コチラの南気仙沼地区は大津波で400名もの犠牲者を出した地獄絵図さながらの地域でもある。

2024年1月 · 2024/01/04
仕事に向かう途中、弁天様に年始の参拝。ここは、3.11震災以前には児童公園の中に社殿がある珍しい神社であった。ところの町の名は弁天町。歴史の由来を受けて神社の呼び名は『一景嶋』と、今に継承される。子供時分には日が暮れるまで遊んでいた一景嶋公園神社は、言わば小生のホームグラウンドでもあった。今は公園としての存在は無くなり、面影をかすかに残すべく縮小した形で神社だけ整備されている。──…お社に手を合わせ、年明け早々、至極無念にも能登震災により犠牲になられた方々へ心から冥福を祈った。13年前の震災では小生も津波に巻かれ、家財は地域の大火ですべて燃え尽き、、絶望、喪失感に随分さいなまされた。。。そんなことを身をもって経験したので、被災した方々のこれからを思うと本当に心が痛む。…

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