気仙沼のふかひれ屋さん 気仙沼のふかひれ屋さん
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セルフで

冒頭、見苦しいアタマにて恐縮候。──結婚してからというもの散髪屋には一度も行ったことがない。この間32年、長きにわたりヨメちゃんのお世話になってきた。彼女の手技たるや我流とは言え、もうすっかりアマプロ級。サッ、サッ、シャキシャキ、実に手際がいい。カットが終わり、仕上げの襟足にはカミソリが登場するが、決まって言うセリフは「切れたらゴメン」。なので、散髪はキゲンの良い時でないと怖くて頼めない。で、そろそろお願いしたいほど最近、髪がうっとうしくなってきた。ところが肝心のお方は最近、手にたくさんの水疱を発症しており「痛くてムリ#」とのこと。仕方なく風呂に入ったついでにジョキリ、ジョキリ、悪戦苦闘すること15分。真後ろは見えないので触りながらちょっとずつハサミを入れていく。もう、全身毛だらけだし寒いしで、しんど。で、完成したのが、このアタマ。うしろが気になりヨメちゃんにパチリ。感想を尋ねると、「うん、いいっちゃ~。うまいうまい。」、「これからも自分でやって!」ヒェ~(困)