2023年12月
2023年12月 · 2023/12/30
本年〆の大掃除。ご老体の掃除機は、3.11震災後の仮設住宅の時から使い続けてかれこれ12年。今は活躍の場を会社に移して、第二の人生を送っている。もう買い替えたいと思いつつ、もったいないと思いつつプチストレスを抱えながら使い続けている。今時のモノは重さ1kgちょっとが主流の中、カレは4.5kgとヘビーメタボ。片手で扱う仕様なのに重くて方向の言うことをきかない。向きを変える度にいちいち両手でヨイショ。。で、音もなかなかのウルサさ。しかし、あれこれあっても吸引力だけは衰え知らず。長年の相棒だけに処分するには忍びない思いもある。なので買い替えには踏み切れないでいる。いっそポックリ往生(故障)してくれたら楽なのだが。。。所変わって厨房へ。大黒柱の回転釜を磨いてみがいて、無心でゴシゴシ、ゴシゴシ。煩悩まみれの心もいっしょに、ただひたすら磨く。最後は、まばゆく光る釜に両手を合わせて、「来年もヨロシク」。
2023年12月 · 2023/12/28
冒頭、見苦しいアタマにて恐縮候。──結婚してからというもの散髪屋には一度も行ったことがない。この間32年、長きにわたりヨメちゃんのお世話になってきた。彼女の手技たるや我流とは言え、もうすっかりアマプロ級。サッ、サッ、シャキシャキ、実に手際がいい。カットが終わり、仕上げの襟足にはカミソリが登場するが、決まって言うセリフは「切れたらゴメン」。なので、散髪はキゲンの良い時でないと怖くて頼めない。で、そろそろお願いしたいほど最近、髪がうっとうしくなってきた。ところが肝心のお方は最近、手にたくさんの水疱を発症しており「痛くてムリ#」とのこと。仕方なく風呂に入ったついでにジョキリ、ジョキリ、悪戦苦闘すること15分。真後ろは見えないので触りながらちょっとずつハサミを入れていく。もう、全身毛だらけだし寒いしで、しんど。で、完成したのが、このアタマ。うしろが気になりヨメちゃんにパチリ。感想を尋ねると、「うん、いいっちゃ~。うまいうまい。」、「これからも自分でやって!」ヒェ~(困)
2023年12月 · 2023/12/26
寒風吹きすさむ聖夜、わが家のベランダにお客さま。足環を付けているのでレース鳩のもよう。以前にもこの場所で夜に宿った鳩がいたが最上階、壁面の隅っこなので留まりやすいのかも。ソロ〜リ、近寄っても警戒する気配は無いが頭をキョロキョロ動かして小生の挙動を盛んにうかがう。鳩は夜でもよく目が効くと言うが。なるほど、納得。真冬にレースは行われないので(たぶん)、近隣で飼われているものが舎外訓練中に何らかのトラブルがあったのかと勝手に推測する。時折、風にあおられよろめく。柵はツルツルなので足元が心もとなく危なっかしい。「ポッポッ、ホ~ッ。」小生、ハト語(?)で問いかけてみるも、「・・・」。ジロジロ、ガン見るばかりで反応なし。。無事に帰巣するのを願うばかり。
2023年12月 · 2023/12/23
地元ソウルフードのひとつ『気仙沼ホルモン』。本来は炭火モクモク、千切りキャベツと合わせて食すのがベストだが家の中ではそうもいかない。我が家では『モツ煮』にアレンジすることがもっぱらで、季節を問わず月一くらいで食卓にのぼる。宣伝する訳ではないがホルモンの調達先は知る人ぞ知る『南部屋精肉店』。市内には扱う店が沢山あれどもココのが一番、口に合う。しかし、店で直接食べるのであればニンニクがガツンと効いた炭火七輪の『ホルモン道場』がいい。ただし難点がひとつ。。翌朝がもう大変…口から下からウップ、クッサ.。o○。──昨今、気仙沼ホルモン人気に乗じてパクリ品が目につくのが一市民として憂いている。似て非なるなんちゃって『気仙沼ホルモン』のソレは量販店でよく目にする。主に仙台や盛岡の業者が真似て製造しているがまったく別物。どれも廉価なお粗末品で、お世辞にもウマイとは程遠い。気仙沼で造られたものではないにもかかわらず、堂々デカデカ『気仙沼ホルモン』と、商品ラベルに名を謳っていることがことさらに悩ましい。観光客が買ったらイメージダウンにつながるので何とかならないものかと常々思ってはいるが、思っているだけの自分も、これまた情けない。。モヤモヤしつつも、、ビール片手にプハーッ、モグ、アチッ。、、変わらぬ旨さ、南部屋のホルモンに感謝。
2023年12月 · 2023/12/21
過去、何度か当、ブログに登場している映画『チャンプ』。名作は(と、勝手に思っている)時を経ても色あせない。45年前の当時、新宿の映画館では『チャンプ』の入場者にハンカチをくれる粋なサービスがあった。その意味は映画を観ればわかるコト。京王線、八幡山から新宿まで、食費にも事足りない貧乏学生の身分で足しげく何度通ったことか。アクションものやカーチェイス、アドベンチャー、サスペンス、はては竹内力まで等々。。好みの分野、作品は数々あれど何度でも観たくなるのはコレが1番かも。で、一年ぶりほどになるだろうか、思い立って深夜に強硬観戦。おかげで目はショボショボ、鼻水グシュグシュ。。内容に賛否はあると思うが一度、是非のご鑑賞をおすすめしたい。が、身近なウチのヨメちゃんにはいくら推しても「興味ない#」と、ツレなく,No thank you.
2023年12月 · 2023/12/20
例年11月、12月は『ふるさと納税』や『お歳暮』の激務に追われているところだが今年は様相が違って開店休業…と、まではいかないものの閑古鳥がチラホラで売上げは激減。。サメの水揚げ不調が続いて慢性的な原料難。まったく仕入れができずお手上げ状態。。かたや、リピートを頂いている方々から問い合わせの電話が頻繁で、お詫びと釈明に追われる。心苦しくもあるが自然相手のことなので、こればかりはどうしようもない。…良いことと言ったら睡眠時間zzz.・゜がタップリ取れることぐらいか。ここ何年も休み無く身を粉にして働き詰めで来たので心身のメンテナンスにはちょうど良いかも。仕事に穴を開けたのは、この10年でたった5回だけ。とは言え、いずれも入院だったので致し方ない。。。てな訳で、今は現場作業が無いので事務所で溜まっている経理作業のかたわらモチを焼いたり、カリカリのたい焼きを食べたり、味噌おにぎりを焼いたりと、食べてばかりの糖質三昧。なのでストーブが大活躍。ここのところは一人なので、ちょっとした『ヒロシのぼっちキャンプ』気分.。o○
2023年12月 · 2023/12/16
ふかひれ原料屋さんから嬉しいコーヒーのお歳暮。暮らしに憩いのコーヒーは欠かせない。味には割と無頓着な小生だがウマイものを口にした時には心が潤う。で、いただいたコーヒーは、と言うと、4種類とも豆の個性がそれぞれ出ていてイイ感じ。どれも雑味が無くスッキリした味わいは、まろやかで優等生的なおいしさ。個人的な好みでは苦みと酸味がちょっと欲しいところ。とは言え、奇をてらわず万人受けする様にロースト&ブレンドしているのかと。──追想)‥これまでの人生、コーヒーで感激したことが、たった一度だけある。。さかのぼること38年前。当時、仕事で寄った『お茶の水』から先に行ったあたりだったか、ハイレトロな純喫茶。小ぶりなカップに漂うバニラの様な甘さに際立つ深煎りの香り。店内にメニューは一切無し、よって、このコーヒーだけの直球一本勝負。ズズッ、ひと口!!!!!!!!!!!どストライク。、、言葉にならない衝撃のウマさが忘れられない。あの時の味わいの記憶は今もなお鼻腔と舌にしっかりと刻み込まれている。濃厚すぎるソレは深煎り豆のコクなのか何なのか、正体はわからないが表現できる言葉が見当たらない。。そして今に至るまでの数十年、それ以上のコーヒーには出会ったことが無い。(あくまで主観。)店内、JBLのドでかいウーファーコーンから流れるジャズが最高に心地よかった店の名は、残念ながら今となってはもう知る術は無い。今もあるのだろうか。かすかな脳裏をたどれば神田神保町あたりの一本、裏路地だったような。。『探偵ナイトスクープ』にでも依頼してみたい気もするが、ちょっとそんな勇気も無い。……以来、それが高じてコーヒーはもっぱらギリッと濃いめ。今回いただいたドリップコーヒーにはバリスタマシンで追加ブレンド&ビターキャラメルソース。あの幻の味には遥か遠く及ばないが、まあそこそこにウマウマ♪~
2023年12月 · 2023/12/13
早朝5:30からのTBSラジオ『生島ヒロシのおはよう一直線』。この時間は爆睡中につき、後で仕事をしながらタイムフリー(聞き逃し配信)で聞くのが日課。いつも元気ハツラツでうらやましい限りの生島御仁は今月で御年73才。我が気仙沼高校の大先輩でもある。母校のよしみもあって、安倍内閣で防衛大臣を二期務めた後輩の小野寺五典くんは、内閣の厳しい局面があると折に触れ番組へお呼びがかかる。生島先輩の諸々厳しい質問に冷や汗をかきながらも、はぐらかすことなく実直に答えていた五典くん。今国会は衆議院予算委員長の要職。国会は今、会期末を迎え課題、問題山積で疲労も困パイなはず。ましてや、まだ夜も明けやらぬ早朝。そんな大変な彼だが大先輩の要請とあっては、あらがえない(?)のだろう。ポンコツ小生とは異次元の同級生たる五典くんは口調も物静かで、とにかく沈着。なので調子に乗って失言したり、渦中の老輩議員のように「アタマ悪いね#」などと、身のほどをわきまえず不届き千万なことを言うことも、けっして無いので安心していられる。彼は穏健なリベラル派で知られるところだが、とかく俄然、国防に関しては党内でも抜きん出たタカ派の先鋭主義者(だと思う。。)。野党から袋叩きにあっている防衛予算増額の必要性を説く(筋は通っていると思う。)彼の進言に岸田さんも先には前のめりだったが、今まさに内閣猛火炎上の最(さ)中にあっては、それもすっかり尻つぼみ。支持率ジリ貧、行く末危うい岸田内閣、黒子に徹して屋台骨を支える彼の気苦労は計り知れない。パーティ券の裏金問題に端を発して4閣僚を含む15名の更迭と言う異常事態。番組中には自身にも、じくじたる思いがよっぽどあったのだろうか、併せて身内の派閥をも叱責し、ケジメと浄化を静かに熱く力説。自らもエリを正さんとする物言いには救われる思いがした。( `ー´)ノ
2023年12月 · 2023/12/10
カタログギフトをいただく。『アレ』は無いかとページをめくっていくと、「あった!」。。届いたソレはツボを刺激するバイブレーション器。早速、どれどれスィッチON。””ヴィー~~ン”””うなりをあげるマシンはきゃしゃな割に結構エグイ。足先から胸まで細かな振動が伝播してくる。見た目はちゃちいが、コレがなかなかどうしてあなどれない。5分稼働させた結果、足は血流が良くなったようでジンワリ温かく、いい感じ。小生、慢性的に血圧が低いため冬場は特に血行が悪い。その影響は足の指が痛く、赤紫になるほど深刻。なので、つま先に貼るカイロは一日2袋の必需品。そこにもってきて、このマシンはありがたい。凝った機能も特段無く、実にシンプルなマシンなので故障とか、しなそう。朝晩、ヨロシク相棒♪
2023年12月 · 2023/12/06
仕事の合間を見計らって、かかりつけの眼科医院へ。──回想─20年前まで気仙沼には別の医院『T眼科』、1件しかなかった。待合室は、始終ご年配の方々で超密状態。当時、若かりし(?)小生は座ることが許されない空気の中、いつも1時間は軽く立ちっぱなし。加えて年寄り独特の整髪料&安っぽそうな”おしろい”の匂い漂う、むせかえるような空間は、なかなかの試練。なのでマスクは季節を問わず待合室において必須のアイテム。真夏には必ずと言っていいほどご年配のオネエ様から要らぬお声がけを頂戴する。。「あら~なんだべ、この暑いどごカゼでもしいだのすか?」‥待ちに待って、寡黙な先生の診察はと言うと、ものの10秒ほど。「ん、ヨシ。」良くも悪くも説明は無い。。その後は看護師さんの(ホウ酸水?で)目洗い強制オプション。内心思っていたのは、たまに来た時だけ目を洗うことへのギモン。…単に料金稼ぎの手段ではないのかと、何か腑に落ちなかった。本当は目薬だけ処方してもらいたいのだが診察をしなければダメと言う。しかも懇願しても2本まで。本数が少なければ通う頻度も多くなる=診察料が入る。何か色々な面でモヤモヤが多かったことを思い出す。──今に戻り。現在お世話になっている『K眼科』。ネットのクチコミは『2.0』の低評価。辛辣な感想の散見には胸が痛む。と言うのも小生、ココの先生には信頼を寄せている。個人的には『5.0』に花丸をつけたいくらい。現在の状態を都度、かみ砕いて説明してくれまた、目とそれ以外の患っている病態とを関連付けて話をしてくれるので心強い。目薬の処方も10本、希望通りにしてくれる。クチコミで手厳しい意見がある割には患者はそう少なくない。恐らく歯に着せぬ物言いのため、好き嫌いがはっきり分かれるのかと思われる。。。会計窓口には、ちょっとドキッとする張り紙が。##『当院に不満がある患者様は別のところに行ってください。その際、紹介状は出しません。』##先生も口コミを見ているのかも。──診療室の壁に掲げてある神の手『ブラックジャック』。患者さんたちは眺めながら何を思うのだろうか。